現役通訳ガイドのフランス留学

2007年からフランス語の通訳ガイドとして日本全国を飛び回っています。ガイド歴11年目の今年、9か月休業してフランスに留学することに決めました。せっかくなので、ガイド目線で、留学先・リヨンの学校やホームステイの様子、フランスのツーリズムの状況などを綴っていきます。日本のインバウンドに携わっている方、通訳ガイドを目指している方、フランス語を勉強している方、今さら留学(?)をお考えの方などに、ぜひ読んでもらいたいです!

MAXな成果を得るには?

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今回の留学目的をひと言で表すなら、

仕事のための「バージョンアップ!」です。

決して  海外で経験を積みたい とか、

     フランス人の生活を知りたい とか、

ではないです。もう、そういうことはすでに済ませた人生です。

かといって、 優雅なシニア留学 とは全く違います(^^;)

 

とにかく、短いようで長い9か月、長いようで短い9か月。与えられた期間に

できる限りの力をつけたい。そのための策を考え中です。

 

学校で、授業や活動に積極的に参加する、

ホームステイ先で精力的にコミュニケーションを取る、

といったことはもちろんです。でもそれだけでは、当たり前すぎて、MAXなものは得られないでしょう。

 

そこで、忘れてはいけないのが、自分の職業にフィードバックするために、エネルギーを注ぐ、ということです。目的意識を持つと行動は変わります。私の場合は、すべてはガイド目線で、ということになります。

 

 

留学前の日本での To Do List がほぼ完了したので、先日、リヨンでやりたいこと30 をリストアップしてみました。訪れたい美術館・博物館だけでもたくさんありますし、美食の町なので食べたいものもいろいろあります。

 

でも、ただ美術館へ行ったり、ただ美味しい名物を食べたりするだけでは、

ただのツーリスト、ただのグルメ(or グルマン)になってしまいます。

そこで、例えば、美術館へ行ったときは、

  ガイドつきツアーがあれば必ず参加する

  ガイドさんが使う専門用語をメモる

  ガイドさんの話の構成・展開を学ぶ

  ガイドさんに必ず質問する

  ガイドさんのエスプリ(ユーモア)を学ぶ

  フランスらしい展示物や展示方法を知る

  日本との違いを考える

  美術館のカフェ(レストラン)を偵察する

  ブロッシャーやカタログを読み込む

  

と、1か所行くだけでも、まぁなんと、学びの多いこと。

これを実践していけば、きっと、自分のガイディングにとって財産になるでしょう。

ただ、実践し続けることが難しい(^^ゞ

難しいから、ここでわざわざブログに書いて、宣言しています。

 

ところで、今回、渡仏用に購入したもので、なかなか良かったものを紹介します。

ひとつめは、機内用ネックピロー です。

飛行機にはすこぶる慣れているので、これまで使ったことはなかったのですが、

やはり長時間のフライト、すこしでも快適に過ごしたいので、買ってみました。

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「Jerrybox」

昔の、口で膨らせるタイプとは違って、ポンプがあるので手動で楽に膨らみます。

肺活量もいらないし、人目も気になりません。ビロード風で気持ちいいです。

 

ふたつめは、海外でも使えるヘアーアイロン(カール用) です。

手持ちのヘアーアイロンが国内でしか使用できないため、買わざるを得ず。

買うならいっそのこと、髪にいいものを、と思い、以前から気になっていた「ヘアービューロン」を買いました。(行きつけの美容室でも使っています)

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ちょっとお高いですが、使用感はかなりいいです。

これを使って、リヨンでも巻き巻き 気分を挙げて、勉強します!