現役通訳ガイドのフランス留学

2007年からフランス語の通訳ガイドとして日本全国を飛び回っています。ガイド歴11年目の今年、9か月休業してフランスに留学することに決めました。せっかくなので、ガイド目線で、留学先・リヨンの学校やホームステイの様子、フランスのツーリズムの状況などを綴っていきます。日本のインバウンドに携わっている方、通訳ガイドを目指している方、フランス語を勉強している方、今さら留学(?)をお考えの方などに、ぜひ読んでもらいたいです!

リヨンの友人 Maryvonne

先月、リヨン美術館で出会ったマダムを、学校の帰り道に偶然見かけたので、声をかけたところ、なんと同じCroix Rousseの丘に住んでいることがわかり、お友達になりました。

私より20歳ほど先輩の、素敵なマダム、Maryvonneさんです。その後早速、彼女からギャラリーめぐりのお誘いがあり、ご一緒しました。

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晴天の午後、ソーヌ川の方へ歩き、

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ところどころで、写真を撮りながら

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旧市街にある、彼女のお目当てのギャラリーへ。
お気に入りの exposition de sculpture をやっているから、とのことでしたが、私にとって「彫刻」の概念を覆すような作品ばかりでした。
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このギャラリーの名は Gallerie de la tour というのですが、お店を反対側に抜けてみて、名前の由来に納得。ローズ色のこんな塔の中にあったのですね。
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その後、ほかのギャラリーや
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こんなお店に目を奪われながら
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ベルクール広場へ。ちょうどリヨンで、ビエンナーレ(現代美術の祭典)をやっていて、白いドームの中を見てきました。
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不思議な空間。
思わず「直島」(日本の現代アートの島)を思い出してしまいました。

このあと、Maryvonneさんが、うちにいらっしゃいとおっしゃるので、お言葉に甘えて、お邪魔することになりました。

同じCroix Rousseの丘と言っても、私の住んでいるのは途中の坂、彼女のアパートメントは丘の上の町。中に入ってびっくり。外観からは想像もつかない、アートアートした、フランス映画の世界。
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実はMaryvonneさんは、趣味で彫刻を習っていて、彼女の作品があちらこちらにありました。

二人の息子さん(私と同世代)はすでに独立し、5年前に最愛の旦那さまを亡くされたので、ひとり暮らしですが、キッチンも十分なスペースがあります。
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マリアージュフレールのお茶を飲みながら、ご家族の写真をたくさん見せていただき、最後は、私の家の近くまで送ってくださいました。

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