新旧・2つの博物館に行ってみた・・
日曜日は、ほとんどのお店が閉まっているので、日本のような活気はないし、やることも限られています。
美術館や博物館だけは、日曜日でもオープンしているので、先週末の日曜日は、旧市街にあるMusees Gadagne ガダニュ博物館に、ぶらりと行ってきました。
ガダニュ博物館には、リヨン歴史博物館と、マリオネット博物館があり、Carte Cultureを持っていると、どちらも無料で入れるのですが、マリオネット(人形)にはあまり興味がないので、歴史ーのほうを探訪。オーディオガイドは英仏あります(私は迷わずフランス語を選択!)
ルネッサンス時代の建物を利用した展示室が、なんと30近くもあり、途中、螺旋階段を登りながら進みます。この日、前半の見学者は、私ひとり(貸し切り状態!)。後半は数人見かけたものの、自分のリズムでゆっくり見学できるのは、何より。
紀元前のローマ時代にまでさかのぼる、長~~~~~いリヨンの歴史を知ることができましたが、展示物で興味を引いたのは、これ。これは何でしょう?
実は、トランプの木型なんです。リヨンは15世紀~16世紀にかけて、印刷業で栄えます。
印刷業と並んで、忘れてはならないのが、絹織物業ですね。
ジャガードが発明される前の大きな織機と、ジャガード織機、両方が展示されていました。
さて、日にちは変わって、今週末は、再開発地区として何かと名前があがるConfluence地区の、Musee de Confluences に行ってきました。
ウィーンのCoop Himmelblau 設計です。
建築に興味があったので、中に入るつもりはなかったのですが、
せっかくメトロとトラムを乗り継いでやってきたので、入館しました。(入館料はCarte Cultureの割引で6ユーロ)
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ここは自然史博物館です。フランスらしく、どの展示エリアも、これでもか~と収蔵品が陳列・関連情報が網羅されていますが、それを全部見ていると疲れるだけなので、ざっと眺めるだけにとどめました。「毒」がテーマのエリアでは、ありとあらゆる古今東西の毒関連物が展示されていて、日本のフグもいました~。
↓ このエリアは親子連れが多かったです。
Confluenceとは、2つの川の合流点のこと。
建物の奥まで行くと、まさにローヌとソーヌの合流地帯であることが、体感できます。