中世の村ペルージュ と エリ子さんの農場
先週末、リヨンインターナショナル協会のPierreおじさんが、中世の村 ペルージュPerouges と ジュネーブ方面の山村 アルミックスArmixに連れていってくださったので、その様子を簡単に写真で紹介しておきます。
Perougesは、まさに中世にタイムスリップしたような小さな村。
↑ これは、村で唯一の教会なんですが、城塞chateau fort の役目も果たしていたので、
↑ 狭間= meurtriere があるのです。(日本のお城を案内するときに、いつも使っている 用語です)
教会の中に入ると、まず目をひいたのが、これです。
もうすぐ、クリスマスですからね。
キリスト誕生を待つシーンです。
↑ 美しいですね~
再び、教会の外へ出て、散策。
家の造りが独特です。
村が葡萄酒造りで栄えたのが14~15世紀ごろ。これはその名残です。↓
道の真ん中のくぼみは、昔の下水道。↓
村の広場にて。
アリアンスフランセーズでお友達になった朝子さんと一緒です♪
Pierreさんとも、パチリ。(近っ!) ↑
吊るし柿ならぬ、吊るしトウモロコシ。↑
名物のガレット(Pierreさんが買ってくれた)も食べましたよ。↓
ペルージュを訪ねたあと、アルミックスへ。雪が積もった山道を車で登って、
たどり着いたのが、フランス人のGuillaumeさんと日本人のエリ子さんご夫婦がやっている農場。じゃーん。
↑ 写真ではわかりませんが、目がつけまつげをしているみたいに可愛いのです。
昨夜生まれたばかりの子牛bebe veau もいました。
そして何より驚いたのが、250匹の羊 moutons です!
愛想良く、顔を出してくれる子もいます。↑
一匹一匹、顔も性格も違うんですって。
エリ子さんは東京育ちで、一度も東京を出たことがないような人だったのに、
たまたま、いや、運命的に知り合ったフランス人と結婚して、こうして山奥で農場経営をするようになったとか。(ここに来て8年。3人のお子さんの可愛いこと!)
羊の群れを追い立ててくれる、シープドッグもいます。(↓全部シープドッグのお家)
お昼は、みんなで、エリ子さんお手製のイノシシのパテや、Pierreさんが作って持ってきてくださった鴨のグラタンやチキン(どれも美味しい!)をいただきました。
↑ これはアペリティフに飲んだシードル。ご主人のギヨームさんがブルターニュ出身で、このシードルは格別。こんなに美味しいシードルは初めて飲みました!
都会のリヨンとはまた全然違った、フランスの「農」の側面を垣間見た1日でした。