リヨンの KUMA KENGO
通訳ガイドは、建築についても 語れなければなりません。
隈研吾さんといえば、世界的に活躍されている日本の建築家ですが、東京でガイドしていて、彼の作品といえば、根津美術館、サントリー美術館、歌舞伎座、One Omotesando、浅草文化センター などなど。
隈さんの世界観が共通して見て取れます。
2020年の東京オリンピックの新国立競技場で、広く一般的に知られるようになりましたね。
それにしても、隈さんの手がけた建築の多いこと!
そして、ここリヨンにも、2015年に竣工した3棟からなる施設《Hikari》があります。コンセプトは、こちらのサイトにある通り。
Hikari | Architecture | Kengo Kuma and Associates
再開発が進むConfluence地区(ローヌ川とソーヌ川が合流する地点)にあって、以前、この辺りに来た時、隈さんが手がけたとは知らず、「なんてカッコイイ建物なんだろう!」と思ったことがあります。
今回、建物に近づいて、外壁やガラススクリーンをしげしげと見てきました。
竣工当時のLe Monde の記事がこちら。(フランス語ができる方はぜひお読みください)
A Lyon, Hikari, le premier îlot urbain à énergie positive
Hikariの向かいには、川をはさんでショッピングモールがあります。
モール側から見た光景はこんな感じになります。⤵
(⬆Hikari)
ちなみに、隈研吾さんは、うちの息子が通っていた横浜の中高一貫校のOBです。一昨年、学校が新しく建て替えられたのですが、新校舎の監修をされたのも、隈さんです😃
さて、「くま」つながりで、もう一つの話題です!
昨夜、L'Ourson qui boit というフレンチレストランに行ってきました。
L'Ourson qui Boit - Lyon | MICHELIN Restaurants
店名を訳すと、「のんべえのクマ」(?)。日本人シェフのお店です。
評判にたがわず、美味しかったです♫
まずamuse bouche でノックアウトされました~
Entreeは スモークしたサバに フォワグラのムースがのっかっていて、これがまた、幸せを感じるおいしさ!!
メインは、メス鴨(レアに近くレバーのよう)にワインと”ゆず”のソース。付け合わせはカブときのこ(+リンゴのピュレ)
デザートは、栗のクレームブリュレとチャイティーのアイス。
最後にお茶で締めました。
私達は、日頃の授業のストレスを解消すべく、おしゃべりにも夢中になっていたので、気がつくと、入店してから4時間も経っていました。
夜のコースは、32€。グラスワイン(4~5€)とコーヒー(3€)を頼んでも、
ひとり、40€弱という、ものすごいコスパの良さです。
また 来よう と誓った夜でした。