現役通訳ガイドのフランス留学

2007年からフランス語の通訳ガイドとして日本全国を飛び回っています。ガイド歴11年目の今年、9か月休業してフランスに留学することに決めました。せっかくなので、ガイド目線で、留学先・リヨンの学校やホームステイの様子、フランスのツーリズムの状況などを綴っていきます。日本のインバウンドに携わっている方、通訳ガイドを目指している方、フランス語を勉強している方、今さら留学(?)をお考えの方などに、ぜひ読んでもらいたいです!

さようなら、リヨン

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 留学生活にも幕を下ろすときが、やってきました。

 

明日、リヨンを発ちます。

SNCF(フランスの国鉄)のストや、エールフランスのスト に重なり、大変な迷惑をこうむりながら(苦笑) なんとか帰れる見込みがたちました。

 

エールフランスにいたっては、22日の夜に、「23、24日のストで、あなたの予約されている24日の便(リヨン―パリ)は、キャンセルになる可能性があります。」というメールが送られてきたので、先手を打たねばと、25日の同じ便に変更しました。それに伴い、パリ―羽田のJAL便も変更したり、もろもろ再アレンジ。結構うっとうしい。

やっとメドもたって、迎えた、学校に通う最終日。24日の朝。

エールフランスから、まさかのメール。「25日のあなたの便は、ストの影響でキャンセルになりました。」と。 うそやろ~!

よくよく読んでみても、うそではない とわかったので、なんとかしなければならない。スト日ではないけど、まさかのキャンセルは、機材ぐりだな~。飛行機の場合は、そういうリスクがあったのだ。

もうエールフランスは頼らないぞ。SNCF(以前は25日は予約がとれなかったけれど)がひょっとして、と思ったら、早い時間だけれど、あいていたので、すかさず取りました。やれやれ。

この日は、授業では、朝から、第一次世界大戦に関するexpose(発表)があるというのに、こんな騒ぎに手間取るとは。

 

ところで、帰国は、当初、5月の末もしくは6月の初めを 予定していました。

けれど、日本側の諸事情があって、1か月あまり早めることにしました。

なので、留学期間は、7カ月。意外と短い。でも、自分の置かれている状況を考えると、潮時かな。

留学の成果については、日本に帰ってから、落ち着いて 振り返ることにします。

 

学校の先生やクラスメートと別れるのは残念ですが、

皆さんには、「日本で待ってまーす! 来日の際には、私がご案内しま~す!」と 言っていますので、さらに、訪日観光客が増えることでしょう。笑

実際、この7カ月、折りに触れて、日本の存在をアピールしてきたので、

フランスにいながらも、ずいぶんと インバウンドに貢献したはずです(^^;)

 

とにかく、ここまでやってこれたこと、たくさんの人に感謝しています。

 

最後に、担任の先生 とのツーショットを、載せておきます(^^♪

二人とも、大好きな先生。

(年長で 時に生意気な)私をとてもリスペクトしてくださいました。

\(^^)/


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ファビアンと


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ジュリアンと


PS ただ今、パリの空港です。

引越しも無事 済ませ、TGVにも無事 乗れて到着。JAL便まで たっぷり待ち時間がある(7時間!)ので、まずはエアフラのチケットカウンターに行って、さんざん主張して、払い戻しに成功しました。

待ち時間に、いろんな人と話をしているうちに、ボーディング時間が迫ってきました。

こちらは、面白そうなので、さっき買いました。

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