帰国後の生活
(5/1にフランス人ご夫妻から届いたmuguetの写真...お庭のスズランだそう。可憐~)
帰国直後は、やるべきことがたくさんあって、休むまもなく動き回っていました。
まずは、7か月もの間、ミク(=^・・^=)を預かってくれていた友人夫婦が、元気なミクを届けてくれました。お二人がいなかったら、今回の留学も、実現が難しかった。何よりも感謝です。
久々の我が家で 。
バタバタしながらも、同時に、日本の良さを 日常の中で改めて感じました。
食生活のバランスの良さ。スーパーの品揃えのすごさ。デパートやコンビニの行き届いたサービス。
フランスでは 「闘う」日々でしたが、日本は「快適」です(^^;)
新緑の清々しさとあいまって、帰ってきて良かったぁ~ と思う反面、
フランスで得たものを 簡単に忘れてしまうわけにはいかない という気持ちも。
そこで、移動の時間(電車の中や、待ち時間)用にカバンにしのばせているのが
この本です。
ノーベル賞作家 Le Clezio (ル・クレジオ)の最新の小説です。
実は、2月に学校の授業で(voyageがテーマだった週に)、「どこか行きたい場所を リサーチして おすすめ ツアーとして口頭発表しなさい」というものがありました。
その直前、別のテーマの課題で、クレジオのバイオグラフィーをレポートとして書いた際に、彼が昨年出版したばかりの Alma という小説を知りました。その舞台となっているモーリシャス島がすごく気になっていたので、迷わず、発表には、このインド洋のモーリシャス島を選択したのでした。
(インターネットで、この小説 Almaを紹介する番組が結構あって、クレジオ自身が喋っている動画が見られるのですが、とてもカッコイイです。
https://www.youtube.com/watch?v=8i97ZK69QkQ )
その後、帰国にあたって この小説を買って帰ろうと思い、リヨンで最大級の本屋に行って、店員さんに、
「クレジオの一番新しい小説はどこにありますか?」と聞いたら、
写真の本を教えてくれました。あれ?と思いましたが、彼いわく、「これは先週出たばかりのホヤホヤですよ。」
「ほかの著作は、こちらに全部あります。」と別の場所にも連れて行ってくれました。
ちょっと悩みましたが、せっかくなので、ホヤホヤのほうを購入しました。
(今年3月末に出版されたところです。こちらの本に関しても、you tubeでクレジオの対談が見られますよ。)
非常に読みやすい文体です。辞書なしで読めます。
細切れ時間を使っての読書ですが、あっという間に 物語の世界に入っていけます。
とてもいい。
あ~、この話を翻訳したいなぁ~、と 分不相応な願い まで生まれてきます。
韓国が舞台です。今、熱い韓国。(私がちょうど帰国した夜に、あの劇的な板門店の会談をやっていて、超久しぶりの日本のTVに かぶりつきで観ていました。 )
原書を読む以外に、パソコンで RFIのjournal en francais facile や、France info 、France Culture を視聴しています。
それでも、どっぷりフランス語漬けだったリヨン生活に比べると、こんな なまぬるくていいのだろうか?と思います。
しかし、なまぬるいのも じきにおしまい。まもなく、復帰第一弾の仕事が待っています! グループ(40人超え!)のロングツアー(西から東へのオールバスツアー)です。今週から、高野山と伊勢志摩に下見に行き、その他すべての行程に関して最善の準備をして臨まなければいけません。
本番は、もちろん発信型の仕事ですから、喋りまくることになります。
ここで、ほんとうに留学の成果があったかどうか?がわかります。コワイですね~笑
このツアーには、リヨンのギャラリーラファイエットで買ったデルセーのスーツケース持っていきます!
これ、初めてのソフトケース。日本人はハードタイプが好みですよね。私もこれまでハードしか使ってこなかったのですが、今回初めて、ヨーロッパでは主流の、ソフトタイプを試してみることに。帰国時に使ってみてわかったのですが、本体自体が軽いのと、結構入る!パッキングする最後の最後まで 頼れるカバンです。
中央が、デルセー。片面なので、深い。+ たとえ狭いホテルの部屋でも、場所を取らない。これもポイント高いです。
余談ですが、売り場の店員さん(若い黒人女性)が、ふとした瞬間に「コレ」と言った?!ので、「もしかして 今、日本語しゃべりました?」と聞いたら、「はい。大学で日本語を学んでいました。日本の文化が大好きで。」とのこと。このお姉さん、サービスぶりが まるで日本人みたいで、気持ちよかったです。7月に日本に旅行に行く と言ってました。
さて、帰りのJALの機内で買ったのが、こちら。
diptyqueのparfum solide(練り香水)です。
(diptyqueは、親友のオススメで知りました)
練り香水なら、長い仕事(ツアー)にも携帯しやすいですし♪
この香り、思っていた以上に素敵な香りで、気に入りました。
最後に、AFリヨンのクラスメートとのフェアウェルパーティの写真と、CPUの先生宅での写真を載せておきます(*^▽^*)
各国持ち寄りパーティ。
ふたりとも自然体で、上手い! 聴いていて、私もギターをやってみたくなりました♪
こちらは、リヨン市内を一望できる丘の上の先生宅。
元、経済学者の先生、仕事も家事も できる人はデキル!
あ~やっぱり、フランスのチーズは 恋しいな~♥♥
そうそう、リヨンの郵便局から送った小包、4日ほどでちゃんと届きました。
(7kgまで 56€ だったかな)