現役通訳ガイドのフランス留学

2007年からフランス語の通訳ガイドとして日本全国を飛び回っています。ガイド歴11年目の今年、9か月休業してフランスに留学することに決めました。せっかくなので、ガイド目線で、留学先・リヨンの学校やホームステイの様子、フランスのツーリズムの状況などを綴っていきます。日本のインバウンドに携わっている方、通訳ガイドを目指している方、フランス語を勉強している方、今さら留学(?)をお考えの方などに、ぜひ読んでもらいたいです!

DALF C1 結果

先日、結果がわかりました。

合格しました。

あまり手ごたえがなかっただけに、嬉しいです。

気になる点数は、69点。(50点で合格)

内訳は、

CO:11/25 

CE: 22/25

PE: 18/25

PO: 18/25

COは、受験後のブログにも書いたとおり、撃沈したので、5点に満たなかったら

どうしよう?と本気で思っていました~。なので、これでもウレシイ(^^;)

CEは、今回の留学の成果だといえます。

PEは、やはり試験後に振り返ったとおり、synthese は、かなりいい出来だったと思いますが、essai argumente が不十分だったと思います。あと、字数を数えなかった(数えなくてもいいや、と思っていた(^^;) )ので、減点されたな~と反省。

POは、あの悪条件で健闘したとは思うものの、20点は欲しかったな、と思います。

 

得意な PEとPOがあと数点ずつ取れたはず、と思うと、くやしいけれど、

この試験は、さすがに フランス語の「運用能力」を計る試験だけあって、

分野ごとの実力が ある程度 反映されている、と思います。

準備期間が、1か月だったので、集中的に訓練したsynthese をのぞき、なおさら、そのまま 自分の実力が出た、とも言えます。

しょうがない、結果を受け入れよう~

 

あと、この試験は、フランス人の考え方、論理の展開の仕方にのっとって、書いたり話したりしないと点数に結びつかないので、日本人としての自分らしさは封印して、フランス人を演じる ようなところもあります。

そういう意味では、ガイディングに求められるものとは、やや志向が違います。

それでも 受ける意義は十分あったと思います。

 

お世話になった先生方に、メールで結果をお知らせすると、非常に喜んでくださいました。人に喜んでもらえると嬉しいです。

やっぱり、どんな試験でも 合格って いいものだわ。

 

まだまだ 道は険しいですが、

帰国後、仕事が一段落したら、次は C2 を目指そう という闘志もわいてきています!