La Fete des Lumieres 光の祭典 2017
12/7~12/10 の4日間にわたる「光の祭典」 La Fete des Lumieres が無事終わったので、
ブログに書きとめておこうと思います。
一昨年はテロで中止になり、昨年は規模を縮小して行われた「光の祭典」ですが、今年は昨年より規模を広げて開催されました。
初日(木曜日)、夜のスタートをひかえて、準備が整ったオペラ座近辺(昼)。
夕方、Hotel de Ville (市庁舎)の近辺は、Policeの車がずらり並んでいます。
祭典は20時スタートなので、17時半現在は、メインストリートもまだ人は少なく。(これがのちに人人人で埋まります)
Lyon s'apprete a allumer le feu.
セキュリティ体制がひかれつつあります。
私と朝子さんは、まずは、bouchon で腹ごしらえ。
そして、いよいよお祭りのスタート。私たちはベルクール 広場から見てまわることにしました。
普段のベルクール広場が全く異なった世界に変身していて、気分が大きく盛り上がります!
Bellecour, transforme en jardin lumineux
このあと、ソーヌ河の岸まで、人の波に乗って移動。
対岸のVieu Lyon地区の フルヴィエール大聖堂 とサンジャン教会、裁判所のイルミネーションが、胸を打ちます。
La colline Fourviere brille
その後、セレスティン劇場へ。この艶やかな色彩にびっくり~!
どう見ても、光のプロジェクションとは思えない。
Theatre Celestin
この歴史ある建物をほんとうに塗り替えてしまったようにしか見えなくて、
近づいて、まじかで(ちょっと触れて)確かめましたが、、、やっぱり、私には塗っちゃったように見える(笑)
このあと、ジャコバン広場へ。これも度肝を抜かれた。
普段は、彫刻の美しい噴水の広場が、大きな時計に変身していました。
ドームに覆われて、時計の文字盤が設置されていて、ロックが流れていて。
ちなみに、これがいつものジャコバン広場。⤵
このタブーのなさ、大胆さに驚きました。
最後はテロー広場で、映画誕生の街リヨンにふさわしく、”シネマ”がテーマのプロジェクションを観ました。
Terreaux, pour un spectacle autour du cinema
市庁舎とリヨン美術館、2つの建物を連動させて、繰り広げられる映画の世界に圧倒されました。
さて、初日におもだった見どころを堪能したにもかかわらず、3日目の土曜日、我々は再び繰り出しました~。
今度は、クロワルースの丘から。
ここから、丘を下る階段を利用して、光りのトンネルがずっと続いていくのですが、なぜか初詣の伏見稲荷を彷彿とさせる光景でした(^-^;
丘をくだったあと、
Vieux Lyonにぬける手前で、思いがけなく、だまし絵の壁に遭遇~。リヨン出身の有名人物を描かれているそう。
サンテクジュペリと星の王子様 (上のほう)、リュミエール兄弟などが、見えますか?
こちらはジャカード織のジャカールさん。
そしてソーヌ河を渡って、サンポール教会へ。
最後はサンジャン教会。
Saint-Jean
La Fete des Lumieres 「光の祭典」は、私が想像していたよりもずっと、素敵でした。
そして何よりも、無事にお祭りが終わったことに感謝です。
↑ ホームステイ先の家にて。
(12月8日は、こうして、窓辺にキャンドルを並べるのが、リヨンの伝統です。ペストから町を救ったマリア様に感謝して。このキャンドルが、光の祭典の原点です。)