南仏プロヴァンスでリフレッシュ!の旅
先日、3連休(土日月)を利用して、南仏の友人を訪ねてきました。
彼女は、以前はドイツに長く住み、バリバリ仕事をしていて、今は、フランス人と結婚してお子さんも生まれ、エクサンプロヴァンスから車で20分ほどの、ラ・ブイヤディースという町に住んでいます。
リヨンからエクサンプロヴァンスまでは、TGVで1時間半ほど。 意外と近いです!
彼女と会うのは8~9年ぶり。駅のホームまで迎えにきてくれていました。
まずは、エクサンプロヴァンスの市内へ。
朝早く到着したので、メインストリート(ミラボー通り)のマルシェをぶらぶら見たあと、旧市街の広場に立つ市場へ。
魚の種類が豊富で、新鮮なこと!
リヨンより海が近いことを実感します。
⤵これはサン・ソヴール大聖堂
(5~17世紀の様々な建築様式が入り組んでいるそう)
ランチは、彼女が予約してくれていた モロッコ料理のレストラン Riad にて。
お店のお兄さんに相談しながら、クスクス(agneau 羊のCouscous)とタジン(Kefta a l'oeuf ひき肉と卵のTajins)を注文しましたが、どちらもとても美味しかったです(^^♪
デザート(モロッコ菓子の盛り合わせ)と ミントティーもね。
午後もエックスでショッピング続行。女2人だと、止める人がいない(^^;)
⬆真ん中の黄色のお店は、可愛らしいお菓子を買ったお店。
夜は、彼女の家(南仏らしい風景をみおろす高台にあって、コンテンポラリーな別荘風のお家です)で。 ゲストルームもリビングルームも、ざ・フランスという感じのインテリアで、素敵でした~。(残念ながら写真は掲載できませんが、chambre d'hoteができそうなお宅です)
翌日もすこぶる快晴~。青い空。穏やかな空気。
朝食は、和食(ご飯、お味噌汁、卵焼きなど)を作ってくれました~。手作りの和朝食をいただくなんて、久しぶり~。
この日は、なんといってもおススメの Cassis カシへ。
わ~ぉ! 絶景で~す!!
髪は乱れるけど、絶景で~~す!
これぞ地中海の青さだ~。
いいわ~~
夏は、海水浴で大変にぎわうそうです。
⤵こちらで、ラベンダーやレモンのジャムを、お土産に買いました。
このムッシュは、ニースに近い村で、奥さんと二人で、ハチミツやジャムを作っているそう。こうして対面で買えるのも、エックスの街中よりも良心的な価格なのも嬉しいです。
ランチもカシの海辺で~。
まったり、のんびりと。
週末でどの店も混んでいたのですが、ここのオーナーは、大の日本びいき、ということで、5分も待たずに案内してくれました。
青い空、青い海を眺めながら、シーフードをいただくのは、幸せ♪
La Soupe de poisson (ブイヤベースのスープだけ、にパンとチーズを浮かしながら食べる)が美味しすぎるぅ~!!!
カシの路地も雰囲気ありま~す♥
素敵ですね♥
ピンクや黄色の壁ですからねぇ。
日本でも、谷中とか、外国人が路地を撮りたがる気持ちがわかります。
予定よりもカシで長く過ごしたあと、マルセイユへ~。
まずは、私のリクエストで、コルビュジエのユニテ・ダビタシオンへ。
これが見たかったー、ので、感動。
このピロティ、迫力あります!
内部も、3階、4階、9階が見学できます。
(↑ 予約をしていたら、部屋の内部も見れるようです。)
1952年完成ということは、65年が経つ・・というわけですが、
色あせないモダンさにびっくり。構造のすごさといい、光の取りこみ方といい、コルビュジエってやっぱりスゴイ建築家なんだなぁー、と実感できました。
3階にある小さなブティックで、可愛い動物を見つけたので、衝動買いしてしまいました(^^;) 姪っ子の赤ちゃん(4か月の男の子)へのおみやげです。青いぞうさんにしました。
チェコ製なんですが、デザインがオシャレ。(ちゃんと折り畳んだものを持って帰れますので、ご心配なく。)
それに、コルビュジエの世界遺産の中で買ったんだよ、っていうと、ぐっと価値があがりませんか?
(孫がいたら、たぶんキリンも買ってた・・・)
屋上からは、海が見えますよー。
このあと、変貌しつつあるマルセイユの港町へ ~。
(旧港) ↑ 絵葉書みたいだ。
途中、中心街の長い海底トンネルをバンバン走りました(友人の運転は、手慣れたもの。さすがっす!)
港沿いのドック地区は、再開発されて、新たなショッピングゾーンになっているようです。
ここで試食したオリーブオイル入りのチョコが美味しかったので、おみやげに買いました。
夜は、彼女の友人2人が出てきてくれて、4人でディナー、おなかを抱えて笑うような話ばかりで、盛り上がりました。
(写真、撮り忘れました~)
3日目。彼女の住むラブイヤディースから車で20~30分ほどの村、カストレ Castelletへ。
その前に、途中、唯一開いていたドメーヌに寄って、バンドルBandol ワインの試飲。
(Paqueの休日のため、どこも閉まっているんですが、一軒あいていてラッキでした)
Bandolといえば、ロゼ。
ロゼを2種と、赤もあるということで 3種類を少しずつ試飲しましたが、意外と赤が美味しかったです。でも、ロゼを1本購入~。ほんとはもっと買いたいけど、帰国時の荷物重量制限が常に頭をよぎる~。
このあたりも、ブドウ畑ばっかりです!
カストレは、丘の上にあって、とってもプロヴァンスらしい小さな村。
プロヴァンスのイメージそのものです。
可愛い雑貨や洋服のお店がたくさんありました。
ここからの眺めもいい~。
お昼は、親切なおじさんのお店でフガスを買って、食べ歩き。
名残惜しいけれど、最後は、エクサンプロヴァンスのTGVの駅まで送ってもらって、
友人と別れました。
帰りの高速から、(セザンヌの愛した)ヴィクトワール山が、くっきり見えました。