丘の上の大聖堂へ (ノートルダム・ドゥ・フルヴィエール)
この2週間、すこぶる晴天が続いています。
学校からすぐに帰宅するのではもったいないので、
昨日の午後は、フルヴィエールの丘の上に建つノートルダム聖堂に行ってきました。
遠くに見える、これです↑
ケーブルカーに乗っていきます。
わーい、(箱根の)強羅から乗るケーブルカーみたいだー、と一瞬思ったけど、
ものの2,3分で終点に着きました(^-^;
丘の上に着くやいなや、どーんと大聖堂が迎えてくれます。
見晴らしは、こんな感じ。リヨンの色です。
では、いざ、ノートルダムの中へ!
入口に・・・
『しっ~』 万人にわかりやすいです。これは日本でも採用したらどうでしょう?
扉を開けて入ってみると、じゃーん!
感動です。写真では、実際の大きさ(想像していたより大きい!)が伝わらないのが
残念です。これまで、いろんな国で数々の教会や大聖堂を見てきましたが、ここ、素晴らしいです。
両側の壁に、モザイク画とステンドグラスが、それぞれ6枚あります。
しかし、ただ感激しているだけでは、意味が何もわからないので、誰か・・・と思ったら、
いました! ボランティアガイドのご婦人が。 かなり高齢ではあります。
おそるおそる、「この聖堂のun aperçu(概要)だけでも説明していただけませんか?」と聞いたら、
「フランス語でいいですか?」とおっしゃる。もちろんでーす(^o^)
いったん、このマダムの説明が始まると、それはそれはすごかった。立て板に水。
どうしてフランス人は、こちらが少しでもフランス語を解するとわかると、容赦ない早口で
話すのだろ?・・・ と思いながらも、このスピードに乗っかっていくことにしました
↑ このモザイク画には、たくさんの意味がありました。ここでひとつひとつ説明することはできませんが、
まったく説明もなしになんとなく見るのと、キリスト教史の具体的エピソードを教えてもらいながら観るのとでは、雲泥の差 だと思いました。
↑ ステンドグラスだって、ただきれい~だけではないのです。描かれているシーンに意味があります。
高齢ボランティアマダムは、それを語る、語る。
↑ 床のモザイクも、大変な作業がしのばれます。
とにかく、マンツーマンで、これだけの説明を聴けたことはありがたい。
ただ、モザイク画もステンドグラスも、ずっーーーと上を向いて聴いていなければならなかったので、首が疲れましたけど(^-^;
その後、再びケーブルカーに乗って丘をくだり
旧市街を歩きました。
暑いので、アイスを・・・
私が選んだのは、マロン Marron です♪
旧市街のSt Jack通りは、思わず写真に撮りたくなるようなお店が並んでいます。
最後に、ジャケットを買いました~。
リヨンでは(というよりヨーロッパでは)革ジャンを着こなしている人をたくさん見かけるので、仲間入り~(^-^;