現役通訳ガイドのフランス留学

2007年からフランス語の通訳ガイドとして日本全国を飛び回っています。ガイド歴11年目の今年、9か月休業してフランスに留学することに決めました。せっかくなので、ガイド目線で、留学先・リヨンの学校やホームステイの様子、フランスのツーリズムの状況などを綴っていきます。日本のインバウンドに携わっている方、通訳ガイドを目指している方、フランス語を勉強している方、今さら留学(?)をお考えの方などに、ぜひ読んでもらいたいです!

個性的なフランスの家

フランス人の家は、個性的でオリジナリティがあるなぁ、と感心しています。

以前の記事で、私のホームステイ先の家のリビングダイニングの様子を少しだけ紹介しましたが、f:id:chezmizuka:20171002020721j:plain
実は、家のあちらこちらに、まだまだ紹介したい独創的(!)なインテリアがあります。

それは、また別の機会にレポートすることにして、今日は、先週、ホストファミリーのお母さんの古くからの友人宅に、夕食をよばれに行ったときの様子をアップします。

あ、その前に、数日前のホストファミリーの夕食のひとコマを一枚。
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奥のカップルが、ホストファミリーのお母さんFabienneとお父さんLaurent。お母さんの手前は高校生のお嬢さんLila。お母さんのお姉さんBeatriceと、お母さんたちのパパ(88歳)が1週間ほど泊まりに来ている図です。

さて、お母さん(Fabienne)のお友達の家に招かれ、向かったのは、こんなところ。
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そもそもホストファミリ―宅は、Croix-Rousse という、とてもリヨンらしい地区(丘)の中腹にあるのですが、さらに坂(あるいは階段)を登っていきます。

その後、建物内に入り、日本には存在しないような迷路のような空間を通りぬけた先に、友人宅はありました。
扉を開けたら、別世界が広がっていました!
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部屋の奥の窓からは・・
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リヨンの街の夜景が見渡せます。
(あとで、寝室も見せてもらったのですが、屋根裏には天窓があって、ここからも夜景と星空が・・・まるでおとぎの国の世界に来たみたいでした)
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↓ 大きい背中は、私のおっかさん(笑)。
友人のChristineさんと、彼女の甥っ子Tomが出迎えてくれました。
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Tomはこう見えて、19歳の大学生です。写真ではそう見えないですが、おばちゃん達に交じって会話していても、とても感じのいい青年です。
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フランス人には欠かせないapéroタイム。 前菜のハムやサラミが美味しかったです。
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そして、なんといってもチーズが美味しい!いちじくと食べるとさらに美味しい。
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栗をあしらった、かぼちゃを使ったメイン料理は何という名前だったか忘れましたが、Christineは間違いなくおもてなし上手です。
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デザートは、お母さんが買ってきたケーキと、Tomが実家のリンゴを使って作ったというリンゴのコンポートをバニラアイスと合わせました。
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キッチンも、カウンタ―用に大きな板を運んできたり、壁も塗り替えたり、、、すべて自分でアレンジするのがフランス流なんだなぁ、と実感した夜でもありました。
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