「カロリーヌと愉快な仲間たち」
土曜日、天気がいいので、ソーヌ川まで歩くと、古本市をやっていました。
今週末、レポート課題にもなっている JMG Le Crezioの本は ないかな~と思いつつ、ぶらっと眺めていたら、おぉ~!懐かしの絵本があるじゃないですか!
子供の時、大好きだった「カロリーヌと愉快な仲間たち」シリーズ。
うわぁ~、フランス語版(原語版)かぁ。思わず手に取ってみたら、絵がおんなじ(って当たり前か)。 しかし、ウン十年の時を経て、幼少の頃の感覚がこんなふうに蘇るなんて。
このカロリーヌシリーズは、フランスの Pierre Prebst 作。1951年に Hachette 社から出版されました。
登場する8匹の仲間たちの説明はここにあります。(日本語)
http://www.blg.co.jp/blp/n_caro.jsp
プロブストさんと、シリーズの説明はこちら(フランス語)。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Pierre_Probst
https://fr.wikipedia.org/wiki/Caroline_(albums)
「月へ行く編」「ヨーロッパ旅行編」など、8冊ほど売られていたのですが、子供の時に一番好きだった「ウインタースポーツ編」を購入しました。私が買ったのは、1977年に出版されたものです。ちょっとだけビンテージ? 10€。
このスキーの方向転換の図。
動物たちの仕草がたまらなくカワイイです。よくデッサンできてるなーと感心してしまいます。これは大人になった私の感想で、子供の時は、本からにじみ出てくる、なんだか外国的なものを感じとっていました。
これは一番印象に残っている場面。当時の私はスキーのリフトを知らなくて、外国の冬山(アスプスなんですけどね)のスケールの大きさだとか、リフトの果てしなく続く感じを、ドキドキしながら想像していました。のちに、20代の前半、シアトルのフライトが入ったとき、同僚とマウント レーニエ にスキーに行ったことがあるのですが、この時乗ったリフトがえーらく長くて、リフト上で突然、このカロリーヌの場面を思い出したことがあります。
これも、子供心に心配しながら読んだ(ボビーがジャンプしたまま、いなくなってしまう)場面。この背景の空が、いかにも、自分が一日どっぷり遊んだあとの夕刻の空の暗さと重なって、不安に~。(ほんと、どれだけ、本の世界に入りこんでいたか、って思います)
スケートの場面も好きです。
雪だるまコンクールの場面も。
古本屋さんに Bonne journeeと言われながら、川岸を立ち去り際、向かいの角に目を向けると、ちょうど、壁に本屋のだまし絵が。リヨンですね~。
ところで今回、今日買ったばかりの絵本を紹介したので、ついでに、きのう買ったばかりの品々も紹介しておきます(^^ゞ
(どれも必要に迫られて買ったものです )
ひとつめは、フライパン。おもて向きは普通…
実は Bialetti のフライパンで、色がさすがにイタリアです。
30%offで9€ なり。
Bialetti は、直火式コーヒーメーカーで有名ですね。
このコーヒーメーカー、ホストファミリー宅にもありました。オシャレだし、日本では高いようなので、帰国時のおみやげに買って帰ろうかな、と思っています。(荷物に入れば(-_-;))
それから、ロクシタンのボディクリームです。
肌がものすごく乾燥していることに、今ごろ、気づきました(・_・;)
とりあえず、ロクシタンに入れば、何かあるだろうって思って入ったら、案の定、お店の人がアドバイスをくれて、ものの3分ほどで決めました。
シアーバター25% 100ml で 19 €。
レジで、小さいほう(新製品とかでアプリコットの香り)も勧められたので、感じのいいお姉さんへのボーナスとして、買うことにしました。5€だし、アプリコット、好きだし。
最後は、HEMA (オランダ発のプチプラショップ)で、これまた必需品ばかり。
できるだけシンプルなものを選びます。
イヤホンは、トラムでラジオ France Culture を聴くために♪