ガイドツアー (2) Gastronomie lyonaise
リヨン市が主催するガイドツアー、第2弾は、リヨンの食を探訪するツアーに参加しました。
今回は集合場所にメトロで行ってみました。
次の電車はprochain その次はsuivantなんですね(^-^;
切符は1ユーロ80セント。1時間以内なら何度でも使えます。なので、出口では回収がないのですね。(結局いつも1回しか使わないけど)
集合場所には人が集まってきていますが、やはりガイドさんは時間前には現れない(^-^;
30分~1時間前にはスタンバイしている日本のガイドとは、違います。
今日のガイドはAnneさん。まずリヨンの食の歴史がしっかり語られたあと、最初に向かったのはbouchon(ブション)と呼ばれる、リヨン料理を出すレストラン「Daniel&Denise 」
Anneさんの説明によると、bouchonは元々は、relais de poste (馬を替える宿駅)だったのが、そこで料理を出すようになり、小さな居酒屋が次第に庶民的なレストランになっていったそう。その名残として、このお店でもインテリアにお鍋などを飾っているのだとか。
オーナーの説明のあとは
grattonsの試食。
この後、広場でルネッサンスがらみの(イタリアの影響大)の食の歴史が語られたあと、一行が向かったのは、旧市街の食料品店。
今度は店主が語り始めます。驚くことにこの店主がよくしゃべる。興がのってくると、ところどころで笑いを取りながら、20分以上はしゃべり続けていたのではないでしょうか。日本では、こういったお店のご主人がここまでしゃべることはない。さすがフランス人です。
リヨン特有のsaucissons(ソーセージ)↓
試食のサラミは3巡くらいまわってきました。美味しかった!
店主いわく、リヨンのソーセージに合わせるワインはボジョレー。(ボジョレーはリヨンから近いのですヨ)
その後、ソーヌ川を渡り、presqu'ile(ソーヌ川とローヌ川にはさまれた中州地区)へ。
このあたりはリヨン屈指のレストラン街。ルネサンス洋式の建物は、リヨンが印刷業で栄えていた当時のもの。もちろん料理本も数多く出版されました。
この道端でAnneさんはまたもや食の歴史を熱心に説明しておられました。
最後は、リヨンのchocolatier「Voisin」を見学。
ボワザンは、1897年創業の老舗ショコラティエです。
日本では知名度が低いですが、リヨンには複数の店舗があります。
笑顔がチャーミングなお姉さんが、お店の歴史と、リヨン名物のお菓子「Coussin de Lyon」と「Quenelle de Lyon」について説明してくれました。
見た目は、色がえっ?という派手さですが、味は意外と繊細で、delicieuxでした。
フランス語の説明書を載せておきますね。